練気柔真法 修練概要

心と身体の『自然』を取り戻すプロセス
練気柔真法は、TAOプレイスで行われている全ての身体レッスンのベースとなっている心身トレーニングです。
究極的な目標は、「自然の法則との調和」にあります。より自然で安定した身体(養体)と心(養心)をつくるプロセスを通して、人間が本来持っている様々な能力を引き出していきます。
修練は、心と身体の力み(緊張)を取り去ることを中心に、練気柔真法4つの原理にそって一年間のカリキュラムが組まれています。
【練気柔真法4つの原理】
・心身のリラックス
・身体中心の確保
・合理的身体運動
・意識とエネルギーの集中(呼吸力と気の力)
【修練のステップ】
具体的な修練段階は、基本を踏まえ、さらに“力”の伝達方法へとレベルアップしていきます。
1.“姿勢”の基本として「重心を定める修練」
2.“動作”の基本として「三軸(独楽軸・車軸・滑車軸)で動く修練」
3.「伸筋連動→重みの伝達→呼吸とエネルギーの活用→意識の伝達」
修練内容

- 養体チェック:
- 身体の安定度チェック(立・座・寝)
- 養心チェック:
- 心の安定度チェック
- 基本修練(1):
- 導引体操・身体調整・スワイショウ・鞭手・足振り・腕の脱力チェック
- 基本修練(2):
- 3つの感覚・三軸の動作・要訣・練気整体・「抜き」のレッスン・等
- 技術修練:
- 基本動作・流体連動法・曲げられない腕・抜き~起こり~委ねレッスン・練気式歩法・合成重心・座取り・寝技・推手・介護練気・日常動作への応用・等
- クールダウン:
- 外気投射法・シャバ・等
期待できる効果

- 心身のリラックス
心とからだの解放感、静寂感、やすらぎ感 - 武術、武道、スポーツへの応用
不動心・不動体の養成、自然中心力の養成、合理的身体運動、集中力アップ、プレッシャーへの対応、護身、気力が出る - 生活全般
茶道、華道、書道、発声、楽器の演奏、舞台表現、日常動作の改善 - 円滑なコミュニケーション
ストレス解消、感情のコントロール - 介護・サポート
介助サポート術、中途障害者向けリハビリ、身体機能の向上
担当指導士


継続は力、という事を実感しています。少しは脱力が出来てきたのでしょうか、最近仕事ではじめてお話しをする方に「力が抜けていますね」と言われました。(男性/会社役員)
真の脱力とは何か?脱力するとどのような力が出てくるのか?身をもって理解させてくれます。他では見られない独自のメソッドで、「真の脱力」を体験させてもらえます。(男性/会社員)